株式会社ライスカレーは、2024年６月19日に東京証券取引所グロース市場へ新規上場いたしました。これまでのみなさまからのご支援、ご高配に、心より御礼申し上げます。

当社は、「誰もが、ありのままに一歩ふみ出せる場所づくりを。」をミッションに、「コミュニティデータ（SNSをはじめとした消費者のデジタル上の情報発信から得られるデータ）」を起点に多様な事業を広げる「コミュニティデータプラットフォーム事業」を展開しております。

画一的な経済成長に基づく豊かさを追い求め続けた20世紀が終わり、「多様な価値観に基づく多様な豊かさ」をひとりひとりが希求する混沌の時代へと急速な変化が起きています。また、情報化社会の成熟を通じてグローバル規模でさまざまな価値観が交わり、多様性のある社会が花開く中で、人々は人種や国籍、性別といった先天的なものに縛られない、自らの自由意志によるアイデンティティの確立を模索しています。

私たちはその急速な変化と混沌の中で、「多様な価値観やニーズ、想いに応える場」が社会において強く求められていると感じています。コミュニティデータには「社会の多様な価値観やニーズ、想い」に応えるためのヒントがたくさん散りばめられています。特に、物理的な制約に縛られないSNSを用いたコミュニティの活用は、2016年４月の創業以来、当社が継続的に取り組んできたテーマです。自社で開発したコミュニティデータマネジメントツール群『CCXcloud』シリーズを基盤に、企業向けにSNS関連を中心とした総合的なマーケティングソリューションを提供するエンタープライズ領域と、SNSコミュニティを起点に自社ブランドを展開していくコンシューマ領域の両輪で、相互補完的にバランスのとれた事業展開ができております。対企業、対消費者問わず、社会の多様な価値観やニーズに応えるソリューションやサービスを展開し、多岐にわたるコミュニティデータの活用手段を提案・提供していくプラットフォーマーとして、コミュニティデータプラットフォーム事業は著しい成長を遂げております。

しかしながら、私たちのコミュニティデータプラットフォーマーとしての歩みはまだ始まったばかりです。

私たちはコミュニティデータに導かれた事業創りを通じて、「誰もが、ありのままに一歩ふみ出せる場所づくりを。」というミッションに挑み続け、混沌とした21世紀型の多様化された経済の成長をけん引してまいります。